福岡ニュース@よかよか

福岡市動物園（福岡市中央区）で１９日、生後約６カ月のカンガルーの赤ちゃんが母親の袋から落下。
何度も袋に戻ろうと挑み、自力で袋に戻るまでの様子を連続撮影した。
カンガルーは生後８カ月前後まで袋の中で過ごし、
それ以前に袋を出て戻れない場合は死ぬこともあるため、飼育係が袋に戻してやるケースが大半。
自力で戻る様子が記録されるのは珍しいという。（地域報道センター・藤原賢吾）

同動物園には、大人と子どものカンガルー７匹と、母親の袋に入っている赤ちゃん２匹の計９匹がいる。

袋から落ちたのは昨年８月ごろに生まれたとみられる赤ちゃんで、袋で過ごしているため性別も不明。
カンガルーを取材中に偶然、袋から落ち、ヨロヨロと歩きながら母親の袋に入ろうとした。

担当飼育員の米崎まどかさん（３１）によると、母親が驚いたりして落ちることはあるが、
目の前で落ちるのを見たのは初めてという。

カンガルーは手が不器用で、口の力も弱いためか、
母親は赤ちゃんが袋に入るのを手伝えないのが実情。
米崎さんは赤ちゃんを袋に戻すため携帯電話で２人の飼育員に応援を要請したが、
その間も赤ちゃんは必死に袋に戻ろうと何度も試み、約１０分後に自力で戻るのに成功した。


母親の袋から落ちてヨロヨロと歩くカンガルーの赤ちゃん（右）

袋に戻ろうと何度もチャレンジする赤ちゃん

約１０分後、無事に袋に戻る
米崎さんは「あと２カ月もすると自由に出入りするようになりますが、
あまりにも早く出てきたのでびっくり。自力で戻ったことにもびっくりしました」と話した。

母親の袋に戻りホッと安心するカンガルーの親子



自然界でも時々はこういうことって起きてるんだろうなぁ。
しかしこのカンガルーの赤ちゃん気合い入ってるな‥。
まぁもし戻れなくても係員さんが助けたんだろうけどｗ