2009年03月06日

エイズ感染児に温かいキルトを 福岡市梅林中の生徒と地域住民

エイズで苦しむ世界の子に手縫いのキルトを―。福岡市城南区の梅林中(田村茂校長)で、
ボランティア活動を目的にした家庭科の選択授業が続けられている。
生徒と地域住民が協力して、乳幼児の体を包む「ベビーキルト」を制作。
海外でエイズウイルス(HIV)に感染して生まれた子や発病した子たちにプレゼントしている。
授業が始まって10年。贈ったキルトは200枚を超えた。

2枚の布の間に綿を入れ、縫い合わせるキルト。
授業では、小さな布をつなぎ合わせて色鮮やかなパッチワークキルトを作る。
縫い目は3ミリ以下。乳幼児のつめが引っ掛からないように、との配慮からだ。
3年生の筒井美樹江さん(15)は「細かく縫うのが大変。
でも自分たちの作ったものが世界で役に立つのはうれしい」と話す。

キルト作りは、もともと生徒の保護者たちが
HIV感染児に送る国際ボランティア活動「ABCキルト」に協力する活動として始めた。
1995年に「梅中キルト」というグループが発足、空き教室で取り組んだ。

活動は生徒にも浸透。これを受け、同校は99年度から選択授業の家庭科にキルト作りを導入。
毎年、全校で50―60人が履修している。

授業には梅中キルトの地域住民も外部講師として加わり、いつもにぎやか。
エイズの話題から教室が性教育の場に早変わりすることも。
活動当初から携わる高原雅子さん(60)は「きちんと知識を伝えることが大人の役割。
先生や親に話しにくいことも、話せる近所のおばちゃんでありたい」と笑う。

完成品は、HIV感染児支援に取り組む医師などを通じ、カンボジアやフィリピンなどに贈られている。
「さらに息の長い活動にしたい」と高原さんは話している。


=2009/03/06 西日本新聞=
西日本新聞
エイズ感染児に温かいキルトを 福岡市梅林中の生徒と地域住民


すっげーいいことだと思うけど、エイズで困ってる子達を
いかに減らすかって活動をしない限りただの偽善者になってしまうような気もする。
現地での正しい性教育とかコンドームを送るとかさ。
じゃないと何枚キルトを送ってもエイズの子は減らないからねぇ。



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Posted by ラスタマン at 12:28│Comments(0)国際ニュース
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